レーシングマシン=究極のマンマシンシステム
いかに優れたレーシングカーを作り出したとしても、最後は必ず人間が操る。レーシングカーはドライバーによってその真価を発揮し、ドライパーはレーシングカーによってその本能を呼び覚ます。そこにレーシングカーが究極のマンマシンシステムと言われる所以がある。人間工学班によって設計されたコックピットは24時間5000キロというドラマの中で、ドライバーとマシンを主役にする最高の脇役となる。
インストルメントパネル
視認性と操作性を人間工学的に設計されたインストルメントパネル。ドライバーの疲労を低減させると共に、刻々と変化するレース状況に柔軟にマシンの状態を対応させる。
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ステアリング
市販車では、円形をしているステアリングだが、レーシングカーは握りかえることがないため、視認性向上のためにステアリング上下をカットしている。
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ペダルユニット
最高350km/hへの加速や350km/hからのフルブレーキングを行うために、エンジンやブレーキにドライバーの意思を伝えるのがペダルユニット。確実な耐久性と信頼性が求められる。
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ドライビングポジション
ル/マンでは、3人のドラ7バーが交代でドライブするため、3人に対して最適な居住空間を作り出すことは難しいが、妥協点を探り、快適な居住空間を作り出している。
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