世界最強エンジンのDNAを受け継ぐYR40T

  (株)YGKと東海大学動力機械工学科林義正教授の産学連携によって誕生した42ツインターボエンジンYR40T。世界最強のエンジンと称されたVRH35Zの流れを汲み、さらに耐久性、燃費、重量、重心、フリクションなどすべての面で研ぎ澄まされた至極のエンジン。24時間という過酷なレースを走破し、プロジェクトに関わった多くの学生の夢を叶える原動力(エンジン)となる。また、その技術を水平展開した超低燃費エンジン(YR20、YL08など)のライセンス生産が始まっている。

 

 

基本アイデア

高性能で安価なレーシングエンジンを互いに得意分野を生かしながら産学連携で開発。

 

熱効率の徹底追及

基礎研究により生まれた改良ペントルーフ型燃焼室の採用と動弁系および補機駆動損失を徹底低減。

 

軽量コンパクト性

冷却性能を確保しながらシリンダーピッチを小さくし、世界最高のレーシングエンジンと言われたVRH35Zより全長を大幅に短縮。また新コンセプトのトライボロジー技術によるベアリング幅の縮小。

 

技術の高い応用性

高出力、低燃費などに関する技術を汎用エンジンに水平展開しYR20やYL08エンジンを開発。