第48回講演(3/3ページ)

 現在、日経平均が6,000円台になると景気は回復すると考えている。反発が9,200円くらいまでいって急激に落ちることが予想される。しかし、9,000円までいかないで7,800円くらいで止まってしまえば今一回同じようなことがあるかもしれないと考えている。
 市場をみていて、その人の態度や顔がどうして変わっていくのか考えれば株価の動きがわかる。当たっているか当たっていないか、またこれからどうなるかわからないが、日本の裏、アメリカの裏など色々画策されている。これは、アメリカはユダヤの国であるイスラエルを守るためには必要なのだ。
 非難されても国民にわからないように上手に金を取ってきて、それを上手に返してみんなが儲かれば、そこで暗躍した者が少し儲かっても、それが最終的に国の利益になればよいということなのだ。
 私は相場、世の中の流れをこのようにみている。
 100年に1度の経済危機は、100年に1度のユダヤ人の危機であり、ユダヤ系のロックフェラー、ロスチャイルドはグリーンエコノミーということに関して資金を出し、財団をたくさん作っている。
 将来オイルに関わる金はなくなるとのことから、太陽、電気自動車などのグリーンエネルギーの多くの資金を提供している。しかし、それらの技術を持っているのは日本である。
 我が国の現政権がこれら技術を簡単に売り渡してしまうことに関して懸念している。これは、企業の三角合併、すなわち、日本の株とアメリカの株の吸収合併ができる法律が施行されたことから心配している。
 今後、我々は表面に見えていることだけではなく、裏も含めて何が行われているかよく見て考えなくてはいけないと思う。
 以上のような話題を頭に入れてニュースを見たり、商売につなげていったりしていただければよいと思う。

 

アセットミックス:一般に、資産配分を行った結果として得られた、株式、債券等の個別資産の構成比率を指す。

リート:REIT(Real Estate Investment Trust)のことで不動産投資信託

ユーロ円:日本以外で流通する円資金のことで、欧州を中心に香港やシンガポールが市場となっている。

モゲージ証券:不動産を購入するための借入金返済を保証するため不動産担保(モーゲージ)を付けて発行される債権。

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS:Credit Default Swap):貸付債権や社債の信用リスクを売買するオプション取引のこと。銀行の自己資本比率を高める対策の一環として利用されるケースも多い。

スペシャル・ドローイング・ライト(SDR:Special Drawing Rights):特別引き出し権といい、加盟国が国際収支不均衡となったときに外貨を豊富に保有している加盟国から外貨の融通を受けることができる権利で、加盟国の出資割当額に比例して国際通貨基金(IMF)から配分される。

−了−