第59回
2012.12.6 ホテル横浜ガーデン

東海大学副理事長
松前 義昭 先生

 

経歴
松前義昭(まつまえよしあき)

1977年 東海大学応用物理学科卒
1978年 日本電気株式会社入社
1987年 東海大学開発技術研究所 助手
1991年 東海大学開発技術研究所 助教授
1992年 東海大学工学部電子工学科 助教授
1998年 東海大学総合科学技術研究所 教授

 


第59回講演

75周年に向かって大学改革を進めていく。

 今年が70周年。東海大学の収支状況を説明しながら、大学の再編成5ヶ年計画を中心に語った。

 講演のなかで松前義昭先生は、昭和30年代から40年頃の古い校舎の耐震基準の見直しによって、10年以上はかかる耐震工事の必要性を強調した。古いために教官の移動も支障がでている現状がある。
 設備投資のよい大学として評価を受けているが、理工系や実験棟などは低層で効率も悪い。耐震工事をするよりも新しく建て替えた方がいいと言う場合もあり、この着工計画も進んでいる。また、付属高校も次々と耐震強化対策を進めていかなければならない。特に地震に敏感な静岡校舎などは早期に対応していかなければならない。これらを如何に総合的かつ計画的に進めていくかが重要な課題となっている。
 学生数も確保できて大学も病院も順調に推移しているが、教育の質の問題が最も重要だ。文部科学省教育の質確保を重点に施策の確保を行っている。
 教育の充実、設備の充実、教員の配置、大学の収支の問題など、75周年に向けての改革を着々と進めている、などの説明があった。


松前義昭副理事長の大学の現状と5ヶ年計画の説明に耳を傾ける。

 


講演後に会員相互の情報交換会・懇親会を開催。


乾杯の音頭をとる神谷良雄南海電設株式会社代表取締役。
同窓会神奈川ブロック長でもある。


歴代講師の先生方も参加されご挨拶をいただく。


   

   
第21回講演
河井完治先生
  第42回講演
山内和夫先生
  第48回講演
根木佐一先生
  第52回講演
松本亮三先生
  第58回講演
布田功治先生


酒と料理に舌鼓をうちながら情報交換が行われた。