どうなる日本経済、今後の展望と対応。
国際金融論と同時にアジア経済論を専門にしている布田先生。アジア経済に注目しながら最近の中国の動きにも考慮に入れ、リーマン・ショックなど、世界経済全体がどのような流れによって日本経済に悪影響をおよぼしたのか、専門分野である国際金融論の観点から「日本経済の今後」を語っていただいた。
国際経済を牽引してきたアジア経済。中国を中心としてアジア経済が世界経済を引っ張ってきたからこそ、ヨーロッパやアメリカがリーマン・ショックで経済状態が大変になったときに、逆に中国に悪影響が及んで、これが中国を経由して日本経済も悪影響を受けたという。
日本経済については貿易面でのダメージが大きかった。しかし、日本の金融機関はそれほどショックを受けずに三菱東京UFJ銀行や野村証券などはヨーロッパやアメリカの金融機関を買収するなどの攻勢にでていた。どうしてリーマン・ショックに関わらず、サブプライムローンから、日本の金融機関は悪影響を受けなかったのか。これから、日本の中小企業がどのような対策をとっていくべきか。
布田先生は専門分野ではないので突っ込まないがと言いながらも、中小企業にとっての今後の経済状況、アジア経済の新しい考え方についてをお話しいただいた。
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