第47回

横浜望星倶楽部 創設15周年記念

2008.12.5 ホテル横浜ガーデン


 

 

横浜望星倶楽部15周年によせて
東海大学総長 松前達郎先生

 横浜望星倶楽部の15周年を心よりお祝い申し上げますとともに、今日まで活動を支えてこられた関係各位のご努力に深甚なる敬意を表します。

 横浜望星倶楽部は、ご承知の通り東海大学を卒業し、企業家として各界で活躍されている皆さんが集い、様々な情報を交換し、複合的な知識を持って新しい時代を切り拓いて行こうという趣旨のもとに結成されました。爾来、単なる同窓会の枠を超えて幅広い活動を展開されておられます。この15周年間に様々な分野から講師を招き、46回におよぶ講演会の開催などもその幅広い活動の一つであります。
 また近年、東海大学の協力のもとに特定非営利活動法人「技術ネットワーク」が設立されました。これは、様々な分野における技術者間の交流や連携を基盤として、産官学による技術の発展や継承を目的として、東海大学の卒業生有志によって立ち上げられたものですが、その母体となったのが横浜望星倶楽部であります。これはまさに横浜望星倶楽部の活動理念を発展的に具現化したものであるといえます。
 本学は今年度より東海大学、北海道東海大学、九州東海大学を統合し新しい東海大学としてスタートいたしました。これを機に、教職員、学生はもとより、同窓生をはじめとする校友会の皆様など、本学園に関係するすべての人々が、あらためて、東海大学の建学の思想を見つめ直し、その理念を核として、新しい時代に向けて心を一つにすることが必要であります。
 時代が変わり、価値観の多様化した今日においても私たちの中に流れているスピリット、すなわち建学の精神は変わるものではありません。東海大学創立者松前重義の理念は今日の激動する世界情勢を見る時、ますますその重みを増していると言えます。
 横浜望星倶楽部がこの15周年を契機として、新しい東海大学とともにその理念を実現するための同志として、今後ますます発展されますことを心より祈念申し上げます。

 


 

横浜望星倶楽部 田中慶秋代表理事
ごあいさつ

 横浜望星倶楽部は東海大学同窓生の中から神奈川地区を中心に、企業経営者が集う異業種経済交流の場として1994年に発足。以来、講演を中心に交流活動を続けてまいりました。

 この度、お陰さまで15周年を迎えることとなりましたが、15周年にあたり、これまでの講演記録をまとめた記念誌を発行させて戴くこととになりました。記念誌の発行は2003年の10周年に続いて2冊目になります。
 これまで、当倶楽部が15年間の長きに亙り活動を続けてこられましたのも、ひとえに松前総長、香取副理事長、そして講師としてお招きの諸先生方、加えていつも本会に参加される皆様方のお力添えの賜物と感謝致しております。
 
 当倶楽部は講演と交流活動にとどまらず、社会の第一線で活躍されている方は勿論のこと、現役を退いたOBの方々がいつまでも目標を持ち続け、生涯頑張っていけるように、その受け皿としての支援体制を整えていく事も大切な役割の一つであると考えております。
 今後も不透明で厳しい社会状況ではありますが、この倶楽部が皆様方にとって好況を呼び起こす情報の発信・受信基地として、また企業活動の援護的存在として、更には皆様方のお力によって利用価値がより高められていくことを願ってやみません。

 


 

15周年記念に参加、ごあいさつをいただきました

蟹江秀明 東海大学専務理事

 

内田裕久 工学部学部長

 

星野尚文 校友課課長